脚本:大川七瀬、藤咲淳一 絵コンテ:ひいろゆきな 演出:ひいろゆきな 作画監督:頂真司 美術監督:小倉宏昌
15番:君がため春の野に出でて若菜摘む わが衣手に雪は降りつつ(光孝天皇)
御神刀を手に〈古きもの〉と戦う小夜の、普通の女子高生としての日常を支える文人はギモーブという菓子を渡す。触感がなにかに似ていると謎をかけて。学校でのランチタイム、キスの触感なのだとののとねねに言われ顔を赤らめる小夜。家に戻ると神社の保管庫で古い文献を開く唯芳が、〈古きもの〉とは人を喰らうものと伝えられ、小夜の母もそれと戦い命を落とした、と告げる。小夜は皆を守ると改て誓い、〈古きもの〉を狩りに走る――。